県道53号(2) 冨沢家
道の駅 " 霊山たけやま " で一休みして、県道53号線をさらに上ると、案内板がある。
左折。原動機付き自転車はよく走ります。
国指定重要文化財 " 冨沢家住宅 " である。
< 誰も住んでません。>
(こんな縁台でのんびりと昼寝はいかがでしょうか)
江戸時代の豪農の建物が保存してある。
今回のパスハントの県道53号線のこの先の大道峠(だいどうとうげ)を越した旧新治村から来て財を成したとのこと。遠い昔の話だが。
日本の原風景のような家であるが、決して誰でも建てられた家ではなく豪邸である。
内部を見学できる。無料であるが、募金箱があり100円玉を入れる。
広い土間、"でえどこ" とある。台所のことである。馬小屋もいっしょである。
それにしても太い梁が突き抜けている。
かまどーーーーーー 懐かしい
神仏混合----- ですな
靴を脱いで上がるり奥に進むと、床の間がある。
床は、居間も廊下も無垢の板である。かつての住人はいない。
二階は、養蚕用の部屋で、その天井はむき出しである。
一回の囲炉裏、こたつの上方は、そこだけ吹き抜けとなっている。煙と暖が二回に上がるように工夫されているようである。
達筆です。
これは江戸時代ではなく、見学者用のようです。きれいなトイレです。
県道53号線、大道峠手前には峠の表示は見つからなかった。
その手前の脇道に入りすぐのところにある豪農の屋敷は、また立ち寄りたい。
大道峠を越すと、日帰り温泉とたくみの里がある。