TS125R メンテ開始①(燃料もれ①) 毛だらけ
納車後のメンテを再開しました。
このままではすぐにトラブルが起きるレベルのバイクとわかって購入しました。
納車時にバイクを乗り出す際に、バイク屋の社長さんも、今後何が起こるかわからないから注意してくれとアドバイスしてくれました。
TSRのアキレス腱である排気バルブの簡易整備し、林道を試走した後、点検、整備を再開しました。
キャブあたりが茶色にガソリンの垢で汚れている。
その下にあるFスプロケットカバーも銀色の塗装がほとんどはがれている。ギヤボックスもチェーンオイルだけの汚れではない様子。ガソリン漏れも伝わっている様子。
写真, キャブのフロート室あたりは、まっ茶色だ。
なぜか、キャブの後ろのドレインパイプの先は毛が束になり生えています。
ガソリン漏れといっても、オーバーフローではない。フロート室からキャブのエアクリーナー側を連結しているホースの下部から漏っている。
まだ漏れてます。ジメジメ感であふれてます。
これで林道を快走したなんて、スズキ車って丈夫ですね。スズキ製品は古いジムニーや船外機が動いているのも理解できます。
ホースは途中も劣化し、めくれあがっています。ウェット感と匂いがあふれています。
漏れているガソリンを使い歯ブラシで、フロート室の垢をゴシゴシ。少し取れました。OHしないと、きれいにならないと思いますが、とりあえず。整備は初期清掃から始まります。
ホースは経年劣化と擦れで変形しています。
部品が来ました。林道を試走する前にいろいろと見当をつけて発注しておきました。4日ほどで来ました。
純正部品 13218-03D00 (税込561円/ライコランド取り寄せ) / クリップ2個付
ID 約3mm程度(ID2.8?) パーツリストにも規格の表示はないので純正を頼んでみたが、当時のパーツリストの価格(270円)では買えない。太さと長さからすると、バカ高いが仕方ない。部品があるだけマシ。ホンダは宗一郎さん亡き後部品在庫を減らしたとき聞くが、スズキも鈴木会長、長生きしてください。鈴菌患者が困ります。20年も前のこんなホース一本出してくれるスズキ、偉大ですね。(鈴菌患者の弁でありますが、あくまで一個人の感想です。ホンダ車も、バイク、車も一度は乗りました。)
交換前のホース、灰色の上下をバイパスするホースです
なぜか毛の生えたバイクです。とくにキャブとサスあたりに縮れた動物の毛が多いのです。
ネズミの直毛ではないので、少しは気が楽です。子猫の隠れ家だったのでしょうか。
交換後の写真、ああ、すっきりした。
ホースの下の黒いプラスチックのジョイントも乾燥状態に戻りました。
*1:これはガス漏れの証拠