燃料漏れ W3 オーバーフロー (1) 右キャブ
先日、GSで給油が終わった時に、オーバーフローに気が付いた。コンクリートにシミが。じゃじゃ漏れで、すぐに帰宅し、乗り換えて出かけたため、修理は一週間後の今日となった。
問題のオーバーフローは、右キャブ。
ばらしにかかる。
まずは、タンクを外します。タンクの真ん中のゴムキャップを取ります。でかいボルトで固定されています。その下のゴムブッシュは重要部品で、直付けにするとタンクが破損して、ガソリンもれになります。大事故も考えられます。普通にタンクの後方で止めずに、重心点で止めたのではないかと思いますが。(外さなくても、フロートバルブは取れます)
キャブへのホースを取ると、これでタンクが取れます。
シートも取ります。
エアクリーナーは、緩み気味ですので、すぐに取れましたが、ゴムパッキンがぼろほろです。新たな問題です。
走行中に落とした方も知り合いにおります。
貫録のエアフィルターケースです。
軽量化とは縁がありません。手の込んだ金物プレスです。
ミキシングチャンバーのキャップを緩める。(キャブを取らないときはこれは必要ないが)
新たな問題発見、チョークワイヤーのアジャスターナットがタンクで削れている。
問題のキャブ。ごみだけなら良いのだが、フロートに穴でもあれば大変。
フロートは、レベルが変わらないように、慎重に取り出します。
大丈夫のようです。
フロートバルブ(ニードル)にごみが。しかも大きい。
これが原因でした。
先週、バンジョーボルトと対策ワッシャ―に変えた時にごみが発生した模様です。
- フロート室はきれいです。
- パッキンもOKです。キズ、噛みはありません。
過去のガソリンもれで、フランジ面が茶色に汚れていますので、一度オイルストーンで、取り除きたいのですが、今回は、Oリングを用意していないので、このまましめます。
漏れはなくなりました。下の真鍮パイプから漏れていました。
前オーナーが、左キャブのバンジョーボルトが緩くガソリンもれしていたとので、接着剤を入れたとのことです。実際にバンジョーボルトの交換時には接着剤がネトネトになっていましたので、取れるだけ取りましたが、全部は取り切れていないようです。
また起きるかもしれません。どこかで、再OHが必要です。
左のバンジョーボルトの取り付け穴に、接着剤が残っていて、なんで右キャブのニードルジェットが詰まるか? ・・・・ これは、右キャブ、左キャブがバイパスホースでつながっているからです。
これで、乗れますが、今日は暗くなったので照明灯は使わずに、これまで。