単車で単写

バイクで時々の散歩の記憶

燃料漏れ W3 オーバーフロー (1)  右キャブ

先日、GSで給油が終わった時に、オーバーフローに気が付いた。コンクリートにシミが。じゃじゃ漏れで、すぐに帰宅し、乗り換えて出かけたため、修理は一週間後の今日となった。

 

問題のオーバーフローは、右キャブ。

ばらしにかかる。

 

まずは、タンクを外します。タンクの真ん中のゴムキャップを取ります。でかいボルトで固定されています。その下のゴムブッシュは重要部品で、直付けにするとタンクが破損して、ガソリンもれになります。大事故も考えられます。普通にタンクの後方で止めずに、重心点で止めたのではないかと思いますが。(外さなくても、フロートバルブは取れます)

f:id:pottering_potarin:20180427170537j:plain

キャブへのホースを取ると、これでタンクが取れます。

シートも取ります。

 

エアクリーナーは、緩み気味ですので、すぐに取れましたが、ゴムパッキンがぼろほろです。新たな問題です。

f:id:pottering_potarin:20180429094227j:plain

f:id:pottering_potarin:20180427171841j:plain

走行中に落とした方も知り合いにおります。

貫録のエアフィルターケースです。

軽量化とは縁がありません。手の込んだ金物プレスです。

 

ミキシングチャンバーのキャップを緩める。(キャブを取らないときはこれは必要ないが)

新たな問題発見、チョークワイヤーのアジャスターナットがタンクで削れている。

f:id:pottering_potarin:20180427171836j:plain

 

 

問題のキャブ。ごみだけなら良いのだが、フロートに穴でもあれば大変。

f:id:pottering_potarin:20180427172714j:plain

 

フロートは、レベルが変わらないように、慎重に取り出します。f:id:pottering_potarin:20180427173300j:plain

大丈夫のようです。

 

フロートバルブ(ニードル)にごみが。しかも大きい。

f:id:pottering_potarin:20180427173440j:plain

これが原因でした。

先週、バンジョーボルトと対策ワッシャ―に変えた時にごみが発生した模様です。

 

  • フロート室はきれいです。
  • パッキンもOKです。キズ、噛みはありません。

f:id:pottering_potarin:20180427173808j:plain

過去のガソリンもれで、フランジ面が茶色に汚れていますので、一度オイルストーンで、取り除きたいのですが、今回は、Oリングを用意していないので、このまましめます。

 

 

漏れはなくなりました。下の真鍮パイプから漏れていました。

f:id:pottering_potarin:20180427182958j:plain

 

前オーナーが、左キャブのバンジョーボルトが緩くガソリンもれしていたとので、接着剤を入れたとのことです。実際にバンジョーボルトの交換時には接着剤がネトネトになっていましたので、取れるだけ取りましたが、全部は取り切れていないようです。

 

また起きるかもしれません。どこかで、再OHが必要です。

 

左のバンジョーボルトの取り付け穴に、接着剤が残っていて、なんで右キャブのニードルジェットが詰まるか?  ・・・・   これは、右キャブ、左キャブがバイパスホースでつながっているからです。

 

 これで、乗れますが、今日は暗くなったので照明灯は使わずに、これまで。