単車で単写

バイクで時々の散歩の記憶

フロントブレーキ フルード交換 ジェベル

 フルサイズのオフロードバイクは、125cc、4ストロークでは、スピードはしれたもので、加速感も、クルマより少し良い程度だ。2ストロークのTS125RRが軽く100km/hを超す馬力を持っているのに対して、明らかに遅い。

 

 しかし、乗り味はマイルドで疲れない。2ストより明らかに滑らかである。非力なので6速をうまくつないで操るオートバイの本来の楽しみがある。県内のツーリングは、峠越えや林道を通過することが多いので、大型バイクは使わないで、125ccに頼るところが大きい。さらに2ストオフロードではできない満タン400kmの走行距離は、2ストの倍以上だ。

 

 フロントブレーキも、ジェベルは105kgと軽い車体とスピードが出ない分、さほど強力に効かなくても良いのだが、ブレーキフルード交換を1年以上していないと思うので、夕刻、行った。

 

紅茶のようなフルードの色。

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交換後には透明に。

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 交換前後のフィーリングの差はない。エアや水分を噛んでいても、高温での限界状況ではないので、ブレーキレバーを握った感じは、交換前後の差がわからない。

 

 もしかすると、大型バイクではいやになるような小さい九十九折れの林道を下界に向かって下るときに、ブレーキに差が出るかもしれない。

 

使用したブレーキフルード(この差は値段だけだろうか、どちらもDOT4ですが)

交換前;ヤマハDOT4(■イ■ラン■で500cc缶1300円);グリコール+ホウ酸エステル(2:1)

交換後;ホンダDOT4(Amazonで1000cc缶1340円);ほぼグリコール

 

 今回価格の安く手に入る1L缶のHONDA純正を用いた。すぐに変質するブレーキフルードは、早めの交換が良い。また、HONDAのみ、ホウ酸成分が少ない。これは水分を吸った時の水分の遊離を防ぐために、ホウ酸エステル(B-O-R)がBーOHやR-OHとなる形で、水分を抑え込むと考えられるので、他のメーカーに比べHONDAのみが少ないのは不思議であるが。問題はないのだろう。また、乗っても乗らなくても、経時変化がエンジンオイルより、はるかに速いブレーキフルードは、安くても早く交換するのが正解なのかもしれない。

 

 しかし、恐ろしく速いYAMAHAの600cc/4発の発動機はダブルディスクでも足りないくらいなので、そちらには、ヤマハ純正をいれたい。