単車で単写

バイクで時々の散歩の記憶

タイヤ交換 ダブサン

後ろのタイヤ(ダンロップK87)が、ツルピン。

センターの一本溝に、スリップサインが出ているのみなので、十分乗れます。が、

 

車検もまじかで、交換。

 

レトロなタイヤは、ダンロップIRCなどで出している。 

f:id:pottering_potarin:20180318095838j:plain

< IRC GS11 4.00-18 > ダンロップとの違いは、センターの模様が非対称。

 

 

 

旧車、ネオ旧車、復刻車のネイキッドには、バイアスタイヤが正装だ。

 

 四角だったり、五角形だったり、台形だったりのパターンを形成する溝や無数の穴とともに、その細身の表面を形成している。 

 

四発のスリックタイヤの数少ない溝と比べると、芸術品である。

 

これが、意外と下道コーナーでは、太いスリックタイヤより曲がりやすく、滑りもしない。

 

太いラジアルのタイヤは、確かに高速走行には合っているが、下道ではバイアスを履いた旧車のほうがビビッドであり、自由がきく。

 

右のキャプトンマフラーを外します。

f:id:pottering_potarin:20180318092900j:plain

 

 リヤブレーキシュー 4.7mm ☞よし。

f:id:pottering_potarin:20180318095311j:plain

 

長いレバー3本使います。携行用の20-30cm程度では難儀します。

f:id:pottering_potarin:20180318100741j:plain

 

ダンロップK87を外して、IRCのGS-11に変えます。フロントはダンロップF11のまま。

どちらも似たパターンなので、ちゃんぽんですが、心配しません。

f:id:pottering_potarin:20180318095847j:plain

 

片側入りました。

f:id:pottering_potarin:20180318104044j:plain

 

チューブをセットして、レバーでリム噛みしないように少し空気を入れます。

f:id:pottering_potarin:20180318111508j:plain

 

完了。 意外と簡単に入りました。ゴム質は柔らかい感じです。

f:id:pottering_potarin:20180318114631j:plain

 

リヤホイールのハブベアリングの黒くなったグリスを落として、グリースをふんだんにサービス。

f:id:pottering_potarin:20180318120718j:plain

 

試運転を数十キロ。

f:id:pottering_potarin:20180318172014j:plain

 

妙義の観光道路をくねくねと攻めます。

 

ダンロップと比べて、少し柔らかい気がします。

新品の皮むきもそこそこ、コーナーで寝せてみますが、滑る気配はありません。

かなりの速度で、カーブを抜けていきます。

柔らかいのですが、ずるずる感はなく、素直に曲がります。

溝が深いので、柔らかく感じるのかもしれません。

 

後ろ18インチ、前19インチとW3の寝たフォークの組み合わせはオフ車のようで、実際、オフ車のようにひらひらと230kgが旋回します。柔らかくなったりリヤは滑るどころか、よく吸い付きます。スリックと違うメカニズムですね。ブロックが変形して、しっかりとつかんでいるような気がしますが、とにかくスムーズです。

 

f:id:pottering_potarin:20180318180301j:plain

 無事帰宅。