タイヤ交換 ダブサン
後ろのタイヤ(ダンロップK87)が、ツルピン。
センターの一本溝に、スリップサインが出ているのみなので、十分乗れます。が、
車検もまじかで、交換。
< IRC GS11 4.00-18 > ダンロップとの違いは、センターの模様が非対称。
旧車、ネオ旧車、復刻車のネイキッドには、バイアスタイヤが正装だ。
四角だったり、五角形だったり、台形だったりのパターンを形成する溝や無数の穴とともに、その細身の表面を形成している。
四発のスリックタイヤの数少ない溝と比べると、芸術品である。
これが、意外と下道コーナーでは、太いスリックタイヤより曲がりやすく、滑りもしない。
太いラジアルのタイヤは、確かに高速走行には合っているが、下道ではバイアスを履いた旧車のほうがビビッドであり、自由がきく。
右のキャプトンマフラーを外します。
リヤブレーキシュー 4.7mm ☞よし。
長いレバー3本使います。携行用の20-30cm程度では難儀します。
ダンロップK87を外して、IRCのGS-11に変えます。フロントはダンロップF11のまま。
どちらも似たパターンなので、ちゃんぽんですが、心配しません。
片側入りました。
チューブをセットして、レバーでリム噛みしないように少し空気を入れます。
完了。 意外と簡単に入りました。ゴム質は柔らかい感じです。
リヤホイールのハブベアリングの黒くなったグリスを落として、グリースをふんだんにサービス。
試運転を数十キロ。
妙義の観光道路をくねくねと攻めます。
ダンロップと比べて、少し柔らかい気がします。
新品の皮むきもそこそこ、コーナーで寝せてみますが、滑る気配はありません。
かなりの速度で、カーブを抜けていきます。
柔らかいのですが、ずるずる感はなく、素直に曲がります。
溝が深いので、柔らかく感じるのかもしれません。
後ろ18インチ、前19インチとW3の寝たフォークの組み合わせはオフ車のようで、実際、オフ車のようにひらひらと230kgが旋回します。柔らかくなったりリヤは滑るどころか、よく吸い付きます。スリックと違うメカニズムですね。ブロックが変形して、しっかりとつかんでいるような気がしますが、とにかくスムーズです。
無事帰宅。