イリジウムプラグ交換後の試走 ダブサン
セルモーターのないバイクの恐怖は信号待ちのスタートだ。
プスンと止まると、路肩か歩道にバイクを寄せて、キックをしている間に信号が変わってしまう。しかも、気にしても気にしなくても、カッコ悪い。
イリジウムプラグを検討。W3で検索し参考にする。
今まで、バイクも車もプラグはイリジウムに全部変えている。
それなりの出費である。しかし、見返り
も大きい。
今回はデンソー品。
非力な4スト125のオフ車もどきのジェベルはボディはフルサイズで、当然非力。
ゆるい山坂道を40kmで唸っていた。カブにも抜かれたことがある。
それが、イリジウムプラグに変えた途端、中速のトルクがもりもりと増えた。
これで替えない手はない。
左ノーマルBR6ES 右6番相当のデンソーIW20(番号体系共通にしてくれー、顧客は迷惑しています) はたして熱価が合うかは、やってみるしかない。ネットで先人の経験からPタイプでもピストンには干渉しないらしい。
イリジウムパワーというシリーズ
頭を取ります。プライヤーでプラグ本体を痛めないように、そっとまわします。
完了。曲がる専用のプラグレンチが必要な四発と違い、簡単ですね。
キーを入れないで軽くキックしてみるが、干渉はしていない様子。
3回からきつくした後、キーを入れてキック。
軽くかかりました。いつもより始動性は明らかに向上しています。
かかった後のアイドリングも、2000回転で暖機運転でき安定しています。
1000回転まで瞬間下げても、以前のように止まりません。
始動後の止まりやすさは大幅に改善されました、暖機運転はそこそこにして、発進。
鬼石町に向かいます。ここの道の駅は今日はパスして、神流湖に向かいます。
鬼石町から下久保ダムに上るくねくね道で若者のロードに抜かれます。
ヒヤリとしました。コーナーの途中で突然抜いてきたからです。
直線で抜いてくれ。ここはサーキットやレースじゃない。
コーナーで抜くのは接触事故、衝突事故の元です。
バイクによりライン取りが違います。旧車は、よく膨らみます。ロードは切れ込みます。未熟なライダーの道づれになりたくありません。
今日は5バルブ4発の幅広タイヤではないので、遅くて申し訳ないが、コーナーは先が見えませんので、それでも抜いてくるライダーの勇気ではなく、無謀に幻滅します。バイクを長く楽しみたかったら、安全第一です。
大間々のバイク同士の事故もありましたね。合掌。痛かったろ。
最近では、バイク屋さんに聞きましたが、若者が無謀で半身不随になったとか。
イリジウムプラグ実感。バランサーの入っていないバーチカルツインは先週よりご機嫌なクルージング。
ごついレスポンスだが、太いトルクはさらに太くなって、幅も広がった感じで、4速で楽に走る。2速発進もOK。
アイドリングも安定し発進でのエンストもない。
神流湖では天満宮でお祭りの踊りをやっていました。
再始動も、軽くキックして、ポンと着火。
いつもの、道の駅 "万葉の里"で一休み。さやがら味噌を買う。
これが、夕食でのご飯のともになるはずであったが。
その日の夕食になりました。 「う~ん。」 すごいにおいである。かぐわしいのである。まさに、雲古のにおいそのものである。くさやの上を行く。一体このビンだけ腐っているのか?それとも、やはり珍味なのか。
見た目は唐辛子味噌だが、ビンのにおいをかいでみてもアンモニア臭さえする。まさに筒井康孝の、「最高級有機肥料」である。
勇気を出して、ご飯に乗せ、一口食べてみた。まずくはない。しかし、椀を口に近づけた時に感じるかぐわしい香りは、踏まずに逃げろというひらめきである。
とはいえ、
"くさや"もはまる人は、トビウオがいいとかおっしゃる。
神流湖の先にある道の駅で、さやがらを見つけたら、挑戦してみてはと思う。発酵食品、今はやりの腸内フローラに必ずしや、しっかりと働いてくれることと思う。
閑話休題、タイムスリップ。
道の駅を後にしてしばらく走ると、バックミラーに一台猛追してくる。
どうも462号線をサーキットと間違えている輩が多すぎる。
追いつかれる前に、トンネルを二つ抜けたところで、目的地の一つ「中山神社」に到着。
走り屋のお兄さんたちと違い、神様にあいさつする心の余裕はある。
安全祈願・・世界平和祈願・・・無謀ライダー更生祈願。
なんちゃって、ほんとは、神楽見てみたい。いつやるのかしら。
神社の南側の川もきれいに光っている。
また、ひと走り、蛇木の滝(へびきの滝)、滝を見てもつまらん滝といつも思う。道路から、急坂を重たいバイクで降りる。
手前の巨岩のほうが感動する、もと痴学部員です。
上毛新聞社の群馬の滝100選に載っていたと思う。つまらないと思いながら見に来てしまうので、ほんとは面白いのだと思う。
(続く)