単車で単写

バイクで時々の散歩の記憶

TS125RR 外装①プラスチックの表面劣化(白み)

20余年もたっているバイクはサビサビである。

プラスチックも表面が白茶けている。中まではヒビがあるわけではない。

材質の進歩か。

 

20年たてば旧車の部類であるが、バイクではざらに20年前の車両が走っている。

新型がでるか、廃版になったモデルはその時点で旧車なのだと思うが、日本で旧車と言っているのは30年前以上たったバイクであろう。その心は、投機目的のプレミアム車両であろう。何年か前に個人経営のリサイクル店に、40年も前のトライアルが旧車として売っていた。程度はかなりひどく、シートは破け、ほかも全部カスで、直しようがない。そんなものが10万円以上するとは思えないので相手にしなかった。サスもフカフカで、部品が手に入るとは思えない。旧車というのは、整備してなくてはならない。だから価値があるのである。古くてもポンコツではただのゴミである。

 

その点、TS125Rは2STであること自体が絶滅しており旧車でないかと思うが、旧車気取りで乗りたくはない。きちんと現役車両として乗りたい。

 

 

きれいな黄色のパーツがついているが、白んでいる。

①洗ってみた。アリエール、メラミンスポンジなどで、油は落ちた。

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②乾燥後にシリコーンスプレー後、布で磨いてみた。

見違えるように、表面の白みは消え、色がよみがえった。

 

③さらに、メタリック車用のコンパウンドシリコーンスプレーを混ぜてキレにつけて、磨いた。ポリッシュ工程である。色がさらに鮮やかになった。表面を一皮むいたのとシリコーンが新しく出た分子にそのまま水や空気に触れず付着したためだ。