森熊林道 こわい雰囲気
TS125Rのチェーンを交換した後、森熊林道に試走に行きました。山の上の林道です。
恐ろしい名前です、いつも入り口で熊さん出ないでとお祈りします。実際に、安中市や高崎市の西の境界は、長野-群馬県境であり、そこは熊野の巣といわれ、そこから山が、安中市や高崎市の山里まで伸びているので、実際に低山であるが熊は時々出るのである。
森熊林道はどこにあるかというと、
熊や猪、鹿が出ると悪口を言われる新幹線駅、" 安中榛名駅 "
の上のほうにあります。
アクセスが良い林道です。駅から直ぐです。自転車で輪行の方も、駅を出発点として、中には碓氷峠を目指す方もおられます。安中榛名駅に行くには、高崎からR18を走り、安中市に入り、電気屋さんのある信号を右折し、秋間方面に道なりに15分ほど走ります。
下の地図の上のほうは高崎市、下のほうは安中市。境界付近の尾根伝いの林道。
<地図> YahooMapでスタートとゴールを設定し拝借。
安中榛名駅。いつ来ても展望の良い駅です。
安中榛名駅の右の地図上の白い道を上りました。TS絶好調。ぐんぐん上ります。4ストの125ccとは違い、上り坂でも加速します。石尊山の下に出ます。そのまま行くと峠を越して高崎市に出てしまいます。左に降りる道を見逃さないで、少し降りると、森熊林道入り口があります。
森熊林道は、ここから山の上を地蔵峠まで続いていますが、途中から進入禁止で直進できない残念な林道です。進入禁止までは、舗装されています。進入禁止以降は侵入し直進するとひどいダートです。自転車で真冬に誰も作業していない時に行ってみました。深い霜柱でMTBも進みませんでした。
石尊山付近からの絶景 (御荷鉾山方向) 山里は黄褐色に紅葉です。
同、妙義山方向
森熊林道入り口、ここから春には自転車で山菜取りに入ります。
ここで一度立ち止まり、森熊林道の看板を見ると、熊さんを思い出し、身震いします。実際にはこの先、途中下に降りる道の一本の先にある土地の名前のようです。
舗装の林道ですが落ち葉や湿り気で、なめるとすぐ転倒しますのでゆっくり進みます。
4速でも粘るTSのエンジン。登りもトロトロとノッキングせず進みます。排気デバイスは効かない低回転運転は、排気デバイスにはよくないような気がします。
観測史上云々という雪も残ります。まだ11月です。
ヘアピンの登り、危険な絨毯です。
あー。残念。
ここで行き止まり。
直進できず、左に曲がりました。谷間に向かい下ります。
谷間の道をしばらく降りて、別の林道入り口を発見。
秋間から後閑の山中を走るようです。
あなたは、地蔵さんですか?江戸時代の方でしょうか?黙っています。
ではお先に。
竹のアーチ。
山里の紅葉。
遠くには裏妙義山塊のシルエットが。今年の冬は、鎖場に行きたい。
雑木林。
山の中でも、ソーラーが。蓄財に励む方が山中にも設置?いや、良いことです。
高く買い取った分は、電力価格に転嫁されます。福島の多くの方々の人生を、一日にして不幸に陥れた危険極まりない原発と比べると安全です。廃炉費用を考えるとソーラーパネルのほうが、個人の所有であるので、設置費も撤去費は東電の設備投資には入りません。電力そのものを買い取るだけです。政府は営利目的の一企業の原発廃炉費に税金を使うつもりのようです。
ダートになりました。落ち葉でつるつるしないで、走れます。
ほとんど人の通らない山中の道ですが、よく削りました。
林道の名前になっている、長源寺に出ました。
長源寺は、真田幸隆(幸村の祖父)が一時期身を寄せていた寺としても知られています。
ここで6文銭を授かったとか。ほんとかどうかは、古代史のロマンということで。
バイクが、葉隠の術で忍者となって銀杏の落ち葉と同化しています。ニンジャと言うバイクもありますが。